NISA

NISAで増やして老後は定期売却サービスがおすすめ

定期売却サービスとは?

定期売却サービスとは保有している投資信託を毎月一定額を自動的に現金化してくれるサービスです。

>>NISAと定期売却サービスの組合せ活用法

「NISA」で検索すると「こんな投資信託がおすすめ」など何を買った方が良いかなどの情報は出てきますが、運用で増えた投資信託の使い方まで解説しているサイトはあまりみかけません。

投資信託の使い方=出口戦略

ということです。運用で増えた投資信託の出口戦略として定期売却サービスは非常に有効な方法です。

老後のために投資信託で資産が増えたら

投資信託で運用して老後資金を準備しようと思っている人は多いと思います。

仮にNISA口座で投資信託を買って20年、30年かけて運用した結果、○千万円になったとします。

住宅の修繕費や介護でまとまった資金が必要になることもあると思いますが、多くの場合、運用で増えた投資信託を少しづつ切り崩して年金の上乗せで生活費に充てたいと思っている人は多いと思います。

そこで投資信託を生活費のために毎月10万円、20万円など必要な分だけ毎月現金化することは可能です。そのためには毎月10万円、20万円の売り注文を出して現金化することになります。

ただ、毎月は面倒です。特に80代、90代になると毎月売り注文を出すこと自体面倒になることが考えられます。

そこで定期売却サービスを使うと、毎月売り注文を出す手間が省けるのが定期売却サービスの特徴です。

老後資金を目的にした定期売却サービスの活用例

評価:3,000万円 利回り:5% 毎月15万円を切り崩した場合

3,000万円を毎月15万円切り崩す場合

■運用なし(利息がゼロ)
16年8ケ月
(65歳から切り崩しを始めたら81歳)

■5%で運用した
34年7ケ月
(65歳から切り崩しを始めたら99歳)

つまり、運用することで毎月15万円の切り崩し期間を18年間延長できるということです。(81歳⇒99歳)

>>MINKABU 資産運用シミュレーション

評価:5,000万円 利回り:5% 毎月30万円を切り崩した場合

5,000万円を毎月30万円切り崩す場合

■運用なし(利息がゼロ)
13年10ケ月
(65歳から切り崩しを始めたら78歳)

■5%で運用した
23年3ケ月
(65歳から切り崩しを始めたら88歳)

つまり、運用することで毎月15万円の切り崩し期間を7年間延長できるということです。(78歳⇒88歳)

>>MINKABU 資産運用シミュレーション

設定する定期売却額の注意点

上記の例のように

・定期売却の設定時に投資信託の評価はいくらか
・毎月の定期売却額

で何年切り崩せるか変わります。

また上記の例はあくまでもシミュレーションなので、毎年決まった運用利回りになるかは分かりません。

つまり運用次第で、切り崩し期間が長くなったり短くなったりします。

逆にいうと、毎月切り崩す金額によって受け取り期間が延びたり短くなったりします。

そのため設定する時の切り崩す額は余裕を持った金額で設定することが重要です。

FIREの4%ルールというのがるので、切り崩し時点の投資信託の評価で年利で4~5%位に抑えられたら大分切り崩し期間を延ばすことが出来ると考えられます。

もちろん、介護などで急にまとまった資金が必要となればまとまった資金を現金化することも可能です。

投資信託は相続が可能

もし相続が発生して使い切らなかった投資信託があったら、相続することが可能です。

具体的には親の証券口座から子の証券口座に投資信託を移管して運用を継続することができます。

もちろん、相続税の対象になりますが、銀行に預けて増えない資金だったと思えば損ではないです。

ミエール製作者より

老後のためにNISA口座で投資信託で運用何を買うかも大事ですが、増えたお金をどうやって使うかも重要です。

ネット上では「こういった投資信託がいい」という情報はたくさんありますが、それをどうやって使うかまではあまり書かれていません。

老後に定期売却サービスを活用することは、出口の使い方として有効な方法です。

また「具体的にどの投資信託で、過去の実績からどの位切り崩しても大丈夫かな?」と気になる人もいると思います。

ミエール製作者に相談して頂ければ実際にある投資信託で過去の実績を元にシミュレーションすることも可能です。気になる人は気軽にミエール製作者までご相談下さい。
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